初めての緊張感

2003年3月9日(日)雪と晴れ

 今日の主審は、兵庫県女子サッカー選手権大会の準決勝、ユニバーサブでの試合でした。今まで私は、少年を中心に少女、ママさん、中学男子、そして大学男子の練習試合の審判をしてきましたが、女子のこの年代の主審は初めて。
  女子のクラブチームのほとんどは中学生以上で構成されていています。この県女子選手権は、兵庫県のクラブチーム、中学、高校のチームがトーナメントで戦う大会。私も神戸FCのレディースで現役でやってた時に何回も経験してる大会だし、女子のクラブチームは、関西リーグ、全国予選、県大会と1年である大きな大会の1つだということをよく知ってます。
  今まで自分が出てた大会の主審をするのは初めてで、今までにない複雑な感情がありました。今日の準決勝がどこのチームの試合か聞かずで会場に着くと、三木ドリームズとアイナックレオネッサがいました。三木ドリームズは私がサッカーをやってた時にいろんな大会でよく試合をしたチーム、そしてアイナックはかつて私がお世話になったコーチが作ったチームでメンバーの3分の1がよく知るメンバーでした。
  私のことを知っているメンバーは今日の試合の主審が私だと知ってどう思ったのでしょう?そんなことや、この大会がトーナメントで負けれない大事な試合と分かっているだけに、私もあえて彼女たちに声を掛けませんでした。

 会場は粉雪が吹雪いている超激さむなのに、そんなことも気にしてられない変な緊張感で私は黙々とアップを始めました。準決勝からは、35分ハーフで引き分けなら10分ハーフの延長Vゴール、それでも決まらなければPK戦になります。いざ、試合が始まってみると今までの思いはすぐにどこかに行ってしまい、自分もプレーしているようなたのしい気持ちになってきました。
  試合は、ほとんどアイナックのペースでしたが、結局点が決まらず延長戦へ・・・。延長戦でもアイナックペースは変わらずでしたが、なかなか点が決まらず、「これはPK戦のフルコースかな」と思った延長後半ロスタイム、アイナックのファールでFKを得た三木ドリームズが、直接決めてゴール!直接狙うには少し遠い距離だったのですが、風向きも味方したのかゴールの隅に決まりました。泣きながら倒れこむ元チームメイトもいました。ほとんどアイナックペースだったのに、点が決まらず最後にFKで入れられるなんてくやしくて仕方ないだろうな、と実力だけでは分からないおもしろさを感じながら終えました。

 今日の主審をしての自己反省点は、レベルや試合の雰囲気が分かるだけにとれたファール、とれなかったファールがあったこと、風で副審のフラッグの音に気づくのが一歩おくれたことです。チェックしていただいた方からは、もう少しプレーのそばで判定することと、どちらのボールであるか(FKの時など)早く指しなさいとのことでした。逆に良かった点では、笛の音の大きさとアフターファールを見れているということでした。笛の音はよく誉められるのですが、私ってそんなに大きな音で吹いてるのでしょうか・・・笑