カルチョの旅

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2007.8.1 NO.46


『どっちでもええからシュート撃って欲しいわぁ〜』


Ciao!

これ、決して私のコメントではありません!!!

自分がチームを指導しているゆえに内部の事情を把握していないのに他のチームについてのコメントは避けたいと、如実に思います…苦笑。

例えば【選手のコンディショニング下降(怪我も含む)】・【選手のメンタリティー】・【トレーニングの調子】etc、数えればキリがない要素があるゆえに、人のチームに意見するのは好ましくないと考えています。

ですから例えば今回のオシムジャパンの結果にも、残念な気持ちはあっても失望感はありません…。
条件が整えばやってくれると信じていますから!!!

高温多湿で普通にプレイするのがどれだけ大変か、皆さんご存知ですか?!
マジで、動けません…。
TVの前で、とくに涼しいクーラーの部屋で観戦していたら確かに『おい、もっと数的有利を形成しろよ〜』とか、『攻守の切替をもっと速く〜』などなど思うことはありますよね…ちなみに我が家は【地球温暖化】を食い止めるためにクーラーは取り付けていません!!!笑

我がチームは前節、長野県(ハイ、日本でも有数の避暑地です)で戦ってきたのですが、なんと?!?!?!
ピッチの中は湿度50%、気温38℃でした…ん〜蒸し風呂?!爆+笑
選手たちには知らせませんでした《いや知らせることはできませんでした(苦笑)》、そりゃ動けませんよ〜、いくら気持ちが入っていたとしても!!!

というわけでして、最近のコラムが少なくなってきているのはネタが少ないからわけではなく、コメントを慎重に選びたいゆえに厳選しているのであります→言い訳×2


さて、話は冒頭に戻ります。
そんな自分のチーム以外のコメントは差し控えたい私ですが、今日はさすがにちびっ子たちが代弁してくれたエピソードがありましたのでカルチョの旅に登場です。

『どっちでもええからシュート撃って欲しいわぁ〜』

この気持ち、きっとその日の試合を楽しみにスタジアムへ来場されていた99%の観客が試合中に『感じていた』と想像できる的を射た感想でした。

ほんまにゴール前に詰め寄るシーンが少なかったです。
シュートも前半だけでも両チームで10本も撃っていないのではないでしょうか…?!(真剣に数えていなかったので間違えていたらご了承ください)
余談ですが日中は暑かったのですが試合開始時には雷もなり始める天候、試合中は雨も降り始め、条件としては走れる環境と言えたでしょう…。


そんな前半を終えての少年たちの会話です…笑。

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少年A:「どっちでもええからシュート撃って欲しいわ」
少年B:「俺、ゴール観たいわ」
少年C:「なんでシュートがあんなに少ないんやろ?!」
少年B:「あ〜ゴール観たい!!!」


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両チームの選手、お世辞にも確かに積極性が見られた試合ではありませんでした。


“ペナルティエリア手前10mで1vs1の局面、それも中央、スペースは広大にあるところでシュートの角度も良い…なのに「なぜ勝負せずにサイドへパスを出すんだ〜!!!怒」

“ペナルティエリアの角でボールを受けたサイドバック、前方にはスペースがあった。「シュートの選択肢も考えず、なぜセンタリングを即決で決断するんだぁ〜!!!怒」

指導者なら理解できます、なぜもっとサイドチェンジが必要か、そのタイミングでパスか?!幾多の試合分析、指導経験が頭脳で理論化されていますから…。


しか〜し!!!


チャンピオンズリーグ、セリエA、スペインリーグ、プレミアリーグetcを、ブラウン管を通して山ほど見ているファンの眼はごまかせません!!!
何よりTVゲームで華麗なシュートシーンを自分たちの腕で動かしている少年たちの心を動かすのはもはやポゼッションではないのです!!!

選手間のコンビネーションの組み合わせ、戦術の成熟度、実践感覚を磨く…ことは私には痛〜いほどわかります。

しかし無料だったとしてもサポーター、ファン、少年たちが集まったスタジアムで0−0のしかもシュートが少ない試合はプロとしてはいただけません。

歓声が沸きあがったのが、『GKがFKを蹴りにいった場面』『地元、柏木選手のシュートがクロスバーを直撃した』時の2回だけって少しさみしくありませんか?!

サッカーの原点、それは
    『ゴールを奪うこと』・『ゴールを守ること』です。

それではまた。
Ciao!


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