まとちかサッカー日記

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まとちかサッカー日記

2017年6月 NO.92

「小さなレフリー」

みなさん、こんにちは。そしてお久しぶりです!前回の日記から1年以上も空いていることに自分でもびっくり!!笑 忙しかったとはいえ少し反省中です・・・。

2017年早くも半年が終わろうとしています。私はとうとう40歳になってしまいました。涙

一応これでも女ですので、あまり歳を公表したくはないのですが、昨年ありがたいことに2回も新聞でご紹介いただき、おかげで歳もバレバレになってしまいました。(新聞は必ず歳が出るので) その新聞に載ったというのは、ご覧いただいた方も多いかもしれませんが、昨年の高校総体・高校選手権の男子の兵庫県決勝で初めて女性審判員が入った(副審)ということで、取材をしていただくことができました。

兵庫県の女子審判員に対する理解もあり、今後の女子審判員の発展のために今回の割り当てを頂くことになりましたが、正直「もし自分が失敗してしまったら、もうこの後女子の審判員に同じ機会を与えていただけないかもしれない」という大きなプレッシャーもありました。

そんなプレッシャーと緊張の中で挑んだ試合でしたが、高校生たちのフェアで懸命なプレーに後押しされながら、審判団の一員として無事試合を務められたことにやりきれた気持ちとホッとした気持ちでいっぱいでした。特に選手権の決勝は、TV放送もある上、高校サッカーの一番の舞台とされている試合なので、県予選の決勝とはいえ見ている人も多く、予想以上の多く方からお言葉をいただいたのがありがたいなと感じました。

私は今、兵庫県で女子審判員の育成に携わっておりますが、日本全体を見ても、兵庫県だけを見ても女子審判員はまだまだ発展途上であり、人数もまだまだ少ないのが現実です。

今回、兵庫県で女子審判員に新しい舞台のチャンスをいただけたことを続けて、同じピッチに立てる、そしてそれ以上のピッチに立てる女子審判員が出てくるよう頑張らねば・・・と思っております。

最近は、いろんな形で日本だけでなく世界のサッカーも見ることができるようになり、また審判も見てもらえる機会が増えたのか、中高生で審判をやりたいと思う人が出てきました。

女子審判の中でも昨年から中学1年生の女の子が研修会などに参加するようになり一緒に頑張っています。

そして今年度に入ってからは、私がボランティアコーチをしている少年チームのリーグ戦に行った時の事、同じ6年生の他のチームの男の子が2人、指導者の方と一緒に私のところにやってきたと思ったら、その男の子たちは自分たちの名前を言った後に「審判やりたいんです」と言いました。小学生の子が審判を目指す!?予想もしなかった言葉にびっくりしました。「サッカーが上手くなって、サッカーを知ることも審判員として大事なことだから、今は選手としてもしっかり頑張ってね」と伝えましたが、それから同じ会場で試合を行っていて彼らが帯同で副審を頑張っているときはできるだけ見て少しでもアドバイスなどできればと思いました。

とはいえ彼らはまだ小学生、この先いろんなことを経験していくうちに「やっぱり審判より・・・」「やっぱりサッカーより・・・」違うことを目指すかもしれません。

それでも審判を頑張りたいと思ってくれているうちは少しでも力になれたらいいなと思います。

あの日、1級ワッペンを付けている私にキラキラした眼差しであいさつしに来てくれた顔は、今またいろんな壁にぶち当たり、乗り越えなければいけない私自身が勇気づけられた気がします。

背中を追いかけてくれる人たちのために、今まだできることをがんばろうと小さなレフリーとの出会いで思うことができました。

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