医科学講習会

応急処置法

RICE療法

打撲・肉離れ・捻挫の応急処置法にRICE療法を用いる。

RICE療法とは、

  • R(REST:安静)
  • I(ICE:冷却)
  • C(Compression:圧迫)
  • E(Elevation:高挙)

による応急処置の原則である。

  1. 無理をしてプレーを続けると怪我は一層悪化するため、まず安静にする。
  2. 氷で冷やす。(皮膚の感覚が無くなるまでの20分~30分位で一時中止し、痛みが戻ったら再び冷やすか、その後は氷にタオルを巻いて冷やし続ける)
  3. 出血や腫れを抑制するため伸縮包帯などで圧迫を加える。

Dr.生田進一のワンポイント

第2回神戸市サッカー協会医科学講習会開催2014-10-05

10月4日、神戸市勤労会館7F大ホールにて第2回神戸市サッカー協会医科学講習会を開催しました。

第一部は「現場での応急処置」を当協会の戸祭理事(医科学委員会)が講演。意識障害がある場合の応急処置の方法や、RICE(Rest:安静、Icing:アイシング 、Compression:患部の圧迫、Elevation:患部の挙上)について、傷の応急処置の方法などを解説しました。

第二部は「つよいカラダを作る食べ方~“あと少し”のチカラを出すために~」を兵庫県サッカー協会医科学委員会、日本体育協会公認スポーツ栄養士の岡本恵様に講演していただきました。食べ方に関しては、運動をしている人だけでなく、勉強をする子供達にも当てはまる、大変ためになる内容でした。

応急処置や栄養に関しての関心が高いせいか参加者も多く、最後の質疑応答でも多数の質問がありました。医科学の知識はスポーツには大事です。次回の日程・詳細は決まり次第、当サイトでお知らせします。みなさまのご参加をお待ちしております。

FIFA 11+(イレブンプラス)セミナー受講報告、講習会のご案内2013-01-11

平成24年12月17日(月)、国立スポーツ科学センター(JISS)研修室で行われたサッカー障害予防プログラム・FIFA 11+(イレブンプラス)インストラクターコース講習会に、当協会から技術委員長の岡俊彦理事が受講しました。

受講報告書はこちら≫

なお、2月2日に第3回神戸市サッカー協会医科学講習会にて「The 11+」をご紹介します。イレブンプラスは、14歳以上の男女のサッカープレーヤーを対象とした、傷害発生予防のためにウオーミングアッププログラム(約20分)で、イレブンプラスを週2回以上行ったチームは、傷害発生が30~50%減少するという結果が出ています。
まずはじめに、男子サッカー日本代表(ザックジャパン)チームドクターの柳田博美先生に障害予防のためのイレブンプラスの必要性について講演していただき、The11+ FIFA 障害予防プログラムインストラクターの新井東眞先生にイレブンプラスを実際に行う時のポイントや注意点について実技を交えて紹介していただきます。
皆様お誘い合わせの上、ぜひご出席くださいますよう、よろしくお願いいたします。

講習会の案内はこちら≫

FIFA 11+の資料、動画は以下の箇所からダウンロードください。
JFA ホームより
   ↓
[JFA]    ↓
[メディカル]    ↓
[メディカルコーナー]    ↓
[LIBRARY]  動画 11+ 日本語版  動画ダウンロード
 PDF 11+ ポスター  PDFダウンロード
 PDF 11+ 小冊子   PDFダウンロード

第4回神戸市サッカー協会医科学講習会のお知らせ2012-02-26

第4回神戸市サッカー協会医科学講習会を3月3日(土)17時半から神戸市勤労会館7F大ホールにて行います。(後援:神戸市教育委員会、神戸市体育協会、NPO法人神戸アスリートタウンクラブ)

今回の内容は、 「ジュニアサッカー選手のスポーツ傷害」 「内科的スポーツ障害(突然死、貧血、痛風など)」です。

皆様お誘い合わせの上、ぜひご出席くださいますよう、よろしくお願いいたします。(※参加費無料、定員500名)

詳細はこちら≫

第3回神戸市サッカー協会医科学講習会のお知らせ2011-11-16

第3回神戸市サッカー協会医科学講習会を12月10日(土)17時半から神戸市勤労会館7F大ホールにて行います。(後援:神戸市教育委員会、神戸市体育協会、NPO法人神戸アスリートタウンクラブ 共催:小林メディカル株式会社)

今回の内容は、 「筋肉系損傷の対処法」 「「つよいカラダを作る食べ方 -“あと少し”のチカラを出すために-」です。

皆様お誘い合わせの上、ぜひご出席くださいますよう、よろしくお願いいたします。(※参加費無料、定員500名)

詳細はこちら≫

第2回神戸市サッカー協会医科学講習会のお知らせ2011-08-12

第2回神戸市サッカー協会医科学講習会を9月3日(土)17時半から神戸市勤労会館7F大ホールにて行います。(後援:神戸市教育委員会、神戸市体育協会、NPO法人神戸アスリートタウンクラブ 共催:帝人ファーマ株式会社)

今回の内容は、 「スポーツ障害の発生予防」 「スポーツ現場におけるトレーナー活動の実際」です。

皆様お誘い合わせの上、ぜひご出席くださいますよう、よろしくお願いいたします。(※参加費無料、定員500名)

詳細はこちら≫

第1回医科学委員会講演会2011-06-06

6月4日(土)市立勤労会館大ホールにて、第1回医科学委員会講演会が開催され、約300人が参加しました。

まず、市サッカー協会医科学委員長でもあるの川崎病院整形外科部長の戸祭Dr.から、「現場での応急処置」と題して、負傷時の初期対応の大切さ、ジュニアユース年代とユース年代以降との負傷種類の違いについて、Jリーグや代表のチームドクター経験時の裏話も交えながらお話いただきました。

続いてスポーツ飲料やサプリメント食品の大塚製薬(株)神戸支店ニュートラシューティカルズ事業部の宮本学術担当課長から、食育に関することと、熱中症予防の水分補給について、サッカーで汗をかいたときにはスポーツドリンクを薄めずに飲むことが効果的ということをお話をいただきました。

終了後には、参加者の皆さんから活発な質問や意見交換もあり、大変有意義な講演会となりました。

講演資料の一部は後日、医科学委員会のページに掲載する予定です。
次回は、9月3日(土)17時30分~市立勤労会館で予定していますが、講演内容は今回の参加者アンケートの結果を参考に後日決定し、HP等でお知らせします。

事業見直し委員会

事業見直し委員会 報告書(要旨)(4種委員会について)

 
主旨

人間性豊かなスポーツライフを実現するための指針の設定。
バーンアウト症候群や熱中症・スポーツ障害を予防し、子供の完成期において心身共に健全で優秀な選手をを育成するための指針の設定。
検討内容

サッカーを楽しみながら技術の向上をはかり、将来の完成期に向かって子供たちを大きく育てるためには、長期視野に立って計画性のある一貫した指導を受け入れられる環境が必要である。また将来も楽しくサッカーを続けるためには、怪我やこの年代に多いスポーツ障害を起こさせないようにしなければならない。選手のスポーツ障害・外傷・熱中症予防の視点から、練習時間・試合数・練習時の注意などを中心に検討を行った。

1)練習・試合の時間/回数

試合数は1日1試合が好ましいが仕方なく2試合行うときには休憩(最低1~2試合分以上)を取らす必要がある。ただ連日2試合ずつを行わせるのは可能な限り避けるべきであり、今後の大会運営で十分に配慮されることが好ましい。

2)練習・試合時の注意事項

水分接取・塩分摂取 運動中の体重減少は大部分発汗によるものと考えてよい。そのため、体重減少を起こさない計画的な水分摂取が運動中に必要となる。さらに発汗時は塩分(Na,Cl)も喪失するため、塩分の補給が必要である。発汗により体重が3%減少すると、運動能力や体温調節能力の低下をもたらす。
夏の練習・試合・合宿時の注意 気温・湿温計によるWBGT(環境温)に十分注意して、試合・練習の中止を含めて、試合・練習時間帯の考慮や短縮を行うようにすることが必要である。
早朝練習の注意 早朝は夜間の発汗や水分摂取がないためかなりの脱水状態(夏期)になっている。また、朝食の有無・時間を考えると低血糖にもなっている場合が多く、運動に適していないと言うよりはむしろ危険な状態であり散歩か体操程度にすべきである。
3)シーズン制について

練習を長期に休む事は怪我やスポーツ障害の予防・治療に必要である。また、次のトレーニングの質を上げる重要な要素である。練習量の多いチームにとっては3~4週間練習をしない時期を作る必要がある。また、長期の休養がとれるように大会開催やトレセン活動も一定期間行わない時期を作るべく検討する必要がある。

4)指導者への要望

小学生の時に獲得した技術は大人にとっても必ず残る「財産」であるが、その時期に獲得した体力は大人にとっても必ず残っている財産である保証はない。この年代で勝敗を競うことは「最終目的」ではなく、もっと大きな目標である「完成期に向けた選手育成」にとっての「手段」であり、目先の勝利より有能な選手の将来の可能性を伸ばすような指導をしていただきたい。また、自分の経験だけによる指導ではなく、指導者講習会などへの参加により常に新しい知識を得るとともに、外傷に対する救急処置やスポーツ障害に対する認識を深め、スポーツ障害や熱中症などを起こさせないような選手指導をしなければならない。