昨年から開催が始まったシニア年代の国民体育大会に相当する第2回日本スポーツマスターズ大会が
11月8日〜12日に神奈川県全域で開催され、サッカー競技が藤沢市で行われた。
兵庫県シニア選抜は、神戸市シニアリ−グ登録選手を中心に県下各都市協会から選抜された20名で構成し、近畿大会を無失点で優勝、近畿地区代表として出場し、前回のベスト8を上回り堂々の3位となった。
[予選リーグ]
全国各地域予選を勝ち抜いた精鋭16チームが、4ブロックに分かれて予選リーグを行い、各ブロック1位が決勝トーナメントへ進出する。
兵庫シニア選抜は、強豪を相手に3戦全勝で決勝トーナメントへ進出した。
[Aブロック]:関係分
兵庫県シニア選抜 (前回ベスト8) 宮崎県シニア選抜(前回優勝)
今治四十雀 (前回3位) 埼玉シニア選抜 (ベスト12)
●予選リーグ第1戦 (11月9日)
・対戦相手:宮崎県シニア選抜
・結 果:2−0で勝利 得点者:岡崎(ヤンマー尼崎)、前田(三菱神戸)
[戦評]
- 前回優勝チームを相手に、松永を中心にバランスよい守備、するどい出足、運動量と正確なパスワークで攻守に圧倒し、前半に前田のスルーパスを岡崎がシュートし先制点。
後半には、右サイドの松山のパスを前田が受け、ミドルシュートを決め加点し、勝利を決定付けた。
●予選リーグ第2戦 (11月10日)
・対戦相手:埼玉県シニア選抜
・結 果:2−1で勝利 得点者:加藤(神戸FC)、矢野(三菱神戸)
[戦評]
- 前半開始から埼玉シニア選抜のファウルすれすれの激しいチャージ、タックルとディフェンス裏へのロングパス中心の攻撃に手を焼き、ゴール前のクリアを拾われ一瞬の隙をつかれたシュートで先制点を奪われた。
しかし、兵庫県シニア選抜は慌てず、時間が経つにつれ、するどい出足と正確なパスワークから主導権を握り、後半、松永の左サイドへのオーバーラップからのセンタリングに加藤が合わせて同点。
それ以降7割がた試合を支配し、金の右からのクロスパスを矢野がシュートし決勝点を奪った。
●予選リーグ第3戦 (11月11日)
・対戦相手:今治四十雀
・結 果:1−0で勝利 得点者:岡崎(ヤンマー尼崎)
[戦評]
- 前回3位チームを相手に、前半開始から終始落ち着いた試合運びで主導権をにぎり、後半、松永のゴール前へのロングパスを岡崎が受けシュートし決勝点を奪った。それ以降、正確なパスワークで相手を寄せ付けず、体力を温存しながらの勝利で、準決勝進出が決定した。
[決勝トーナメント]関係分
●準決勝 (11月12日)
・対戦相手:静岡県シニア選抜
・結 果:0−0 延長Vゴール負け
[戦評]
- 40才〜43才の静岡県シニア選抜は、予選リーグBブロックを圧倒的な強さで全勝し準決勝へ進出した強豪であり、風雨の強い悪天候の中、前半は風上の静岡県シニア選抜が、鋭い出足と機敏な動きで押し気味に試合を進め、左サイドからの攻撃を中心に攻め込んだが、兵庫県シニア選抜の固い守りを崩すことができず無得点。
- 後半、風上に立った兵庫県シニア選抜は、するどい出足から再三パスカットし、押し気味に試合を進め、ディフェンダーのロングパスから相手ゴール前の混戦を前田が抜け出しGKをかわしてシュートしたが、静岡シニア選抜のフィールドプレーヤーが故意に手で弾き出しゴールインを阻止し一発退場、そしてPKを得たものの、GKのセービングに阻まれ0−0のまま終了。延長戦に突入した直後、中盤右サイドでパスをカットされ、左サイドの角度のない位置からのループ気味のシュートがゴールインしVゴール負けとなり、準決勝で涙をのんだ。
[全体を通して]
- 昨年の第1回大会に比べ、全国各地域のレベル差が縮まり、かつ全体的にレベルが上がっていた。
- 40才以上の大会であるが、シニアとは思えない走力・寄せの速さ・激しさの上に基本がしっかりしており、神戸市社会人1部リーグから県2部リーグのレベルに相当すると感じた。
- 兵庫県シニア選抜は、5月から1回/月程度の練習試合をこなし大会に臨み、惜しくも決勝進出は逃したが、優勝から3位までのチーム力に大きな差はなかったと感じている。
- 今後は、年々全国各地域のレベルが上がり、回を追うごとにハイレベルの大会となっていくため、兵庫県シニア選抜もフレッシュな若手を加え本格的な強化を図る必要がある。
[最後に]
- 今大会出場にご尽力頂きました兵庫県サッカー協会をはじめ各都市協会の関係者の皆様に心から御礼申し上げます。
兵庫県シニア選抜主将
(神戸市シニア委員長)
三菱神戸 前田正司
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