アフガニスタンの難民の子ども達にサッカーボールを送ろう2002-02-06

少年サッカーリーグでは、アフガニスタン難民にボールを送る活動を始めました。

この活動は、選抜活動をしている選手達の中から、アフガニスタン難民にボールを送ろうとの声があり、少年委員会で子ども達の気持ちを生かせる方法がないか、サッカー協会や市のワールドカップ推進室に相談しましたところ、趣旨に賛同いただき現地への輸送などに全面的にご協力いただけることとなりました。

女子選抜6年生

7年前の震災では、神戸の少年サッカーは全国のサッカー仲間からボールや用品、そして義捐金を送っていただいたり、いろんな大会に招待いただくなどの支援を受けました。
子ども達からでてきた気持ち牽大切にし、震災時のお礼の気持ちをこめ、6月にはワールドカップを開く神戸の姿を発信する意味でも、少年委員会として取り組んでいきたいと思います。

趣意書

少年サッカーリーグ各チームの6年生のみなさんへ

 今、戦争が終わったばかりのアフガニスタンの子供達はたいへん苦しい生活を送っています。この前、新聞でアフガニスタンの難民キャンプでジョメ君が空気の抜けたボールでサッカーをしている記事を見ました。

 ジョメ君はサッカーが大好きで、アフガニスタンの代表になりたいと言ってるそうです。

 神戸は7年前、大きな地震にあいました。そこで、世界中の人々が助けてくれました。その中には、早くサッカーができるようにとボールやシューズをたくさん送ってもらったと聞きました。

 平和の中でワールドカップが開かれるまでになった神戸。この神戸に住む私たちが、アフガニスタンの友達のため何かできることはないかとみんなで話し合い、ボールを送ろうと話し合いました。

 中学生になったらボールは5号になり、私たちの今使っている4号のボールは使えなくなります。長い間使ってきた思い出多いボールだと思いますが、ひとりでもたくさんのアフガニスタンの友達のため、ジョメ君の夢のためご協力をお願いします。

2002年2月5日

神戸市女子選抜一同