全国高校サッカー選手権兵庫県代表は滝川第二2002-11-11

【高校選手権兵庫県決勝】
2002.11.10 ユニバー競技場
滝川第二  1-0  御影工業

晴天に恵まれた決勝戦。両チーム共に硬さが見られたが、滝二は両サイドをうまく使い徐々にペースをつかむ。

一方、御影工は早めに相手DFラインの裏にボールを送り、エース稲本を使う。滝二は10分、新井(7)を起点として右サイド柏木(18)が、ドリブル突破、センタリングを金(8)がシュートするが、相手DFに当たる。そのこぼれ球を混戦から村上(11)が押し込んで先制した。御影工は直後の12分、一野(9)のアーリークロスから稲本(11)へのパスが通り、決定的な場面をつくったが得点ならず。後半、御影工が中盤でパスをつなぎだし、サイド攻撃からチャンスをつくるが、滝川第二の粘り強いDFと福島(1)の好セーブもあり、零封した。両チームとも決定的なチャンスをつくり、見ごたえのある決勝戦となった。

【2年連続10回目優勝滝二 黒田監督コメント】
「対戦相手は素晴らしかった。優勝は感激した!全国大会では得点を挙げることが課題。選手、スタッフ、応援とチーム全体が一丸となったのが勝因。」と2年連続の全国大会出場のキップを手にした。

【21年ぶり決勝で惜しくも準優勝 坪井監督コメント】
「1点取れなかったのが敗因。選手達は日頃狭いグラウンドでの練習を、よく頑張ってきた。」と表彰式終了後も涙ぐむ選手一人一人に声をかけ讃えた。