神戸サッカークロニクル :FIFA (国際サッカー連盟) メディカルセンター認定式を見た!2015-02-01

先ごろ神戸大学医学部附属病院・兵庫県立リハビリテーション中央病院・明和病院の3か所の医療機関が、FIFA (国際サッカー連盟) メディカルセンターとして認定されました。 その式典に行って来ました。

神戸大学附属病院内のホールで行われた認定式には関係者約100人と、FIFA チーフメディカルオフィサーのジリ・ドュボラック博士、そして日本サッカー協会からは原博実専務理事が参列しました。舞台上にFIFAのマークとJFAが並んでいるだけで、私はちょっと興奮してしまいました。

今回の認定は神戸大学医学部附属病院の呼びかけで、スポーツ医療に力を入れている兵庫県立リハビリテーション中央病院と明和病院とを合同医療施設として、FIFAに申請していたのが受理されたもので、国内3番目の認定となります。会見の中でドュボラック博士は「日本最古のサッカーの試合が、この神戸で行われたという歴史も認定の決め手のひとつになった」と話していました。

ドュボラック博士

3施設はFIFAメディカルセンターとして、サッカー選手の治療、リハビリ、予防、研究などを包括的に行う医療施設の役割を担うことになります。原博実専務理事は、「これまでメディカルチェックを東京まで行っていた、西日本方面の選手たちにはとても有難いことだろう。ここに拠点ができたことは大きなメリットになる」と話していました。

式典のポスター

取材協力: 神戸大学医学部附属病院