KOBEカップ2015 第2回全国大学フットサルリーグチャンピオンシップを見た!2015-03-19

3月10日、11日に、神戸ワールド記念ホールで行われた「KOBEカップ2015 第2回全国大学フットサルリーグチャンピオンシップ」を見て来ました。

日本各地の大学フットサル部の中でも、リーグチャンピオンや強豪チームを一同に集めた学生フットサルの大きな大会でした。昨年は広島で行われ、第2回として神戸で開催されました。北海道大学・東北大学・順天堂大学・慶應義塾大学・同志社大学・神戸大学など、大学フットサルではトップクラスのチームが12チーム。

会場のワールド記念ホールには2つのピッチが作られ、若さあふれる学生たちの熱い戦いが繰り広げられました。

優勝はホストチームの神戸大学。昨年は惜しくも同志社に敗れて準優勝でしたが、今年はその雪辱を果たしました。運営や宣伝も学生自身がやり、大学フットサル、および各地域の学生リーグの発展につながればというのが大会のテーマ。

決勝戦でも点を決めた神戸大学のキャプテンの木村弘基君は「新チームになってから短い期間ではありましたが、ハーフからカウンターというスタイルを徹底できたことが勝因だと思います。夏の学生選手権を戦い抜くにはまだまだ実力不足なので、夏に向けて精進していきたいと思います」と話していました。

協力:神戸大学体育会フットサル部FORCA×Guerreilla


プロフィール


草葉達也(くさばたつや) 1963年 神戸生まれ
作家・エッセイスト
日本ペンクラブ会員 日本演劇学会会員
阪南大学 国際コミュニケーション部 講師
県立芦屋高校 特別非常勤講師
元大阪大学文学部文学研究科
神戸レガッタ&アスレチッククラブ(KR&AC)元理事
神戸観光大使
Fリーグ・日本フットサルリーグ 初代アンバサダー
兵庫県サッカー協会 広報委員
神戸市サッカー協会 広報委員
日本サッカー協会 D級指導資格
JFA(日本サッカー協会)公認キッズリーダー
フットサルろう女子日本代表 特別広報担当
2010.2011神戸カレッジフットサル 大会名誉委員長
関西フットサルリーグ MESSE OSAKA DREAM 所属
子どもの指導を機に42歳からヴィッセル神戸の大人のサッカースクールで、生まれて初めてサッカーを習う。

44歳でKR&ACサッカー部所属(当時・神戸社会人リーグ2部)。47歳で関西フットサルリーグのMESSE OSAKA DREAM に入団。

現在も選手登録してベンチ入りしている。2014年、Fリーグ初代アンバサダーに就任。ヴィッセル神戸・デウソン神戸・INAC神戸をすべて創立時から応援している。

公式サイト
http://oscar-kusaba.com/
公式ブログ
http://ameblo.jp/oscar4kusaba/

ビーチサッカー日本代表候補 兵庫トレーニングキャンプを見た!2015-03-04

2/18~2/22 明石海峡大橋に近い大蔵海岸でビーチサッカー日本代表候補のトレーニングキャンプが行われて見てきました。これは3月23日からカタールのドーハで行われる「AFC ビーチサッカー選手権 カタール2015」へのチームレベルアップと、メンバーの最終選考を兼ねているとか。

このカタール大会で勝ち残ると、7月9日から19日までポルトガルのエスピーニョで開催される2015 FIFAビーチサッカーワールドカップへの出場が決まります。

茂怜羅(モレイラ)オズ選手(東京レキオスBS)は、終始大きな声を出し練習終了後も他の選手とのプレーの確認を行うなど、チームの中心選手であることがうかがわれました。

茂怜羅(モレイラ)オズ選手

サッカー・フットサルとは違いドリブルがほとんどなく、空中戦ともいえるプレーが魅力で迫力満点。ワールドカップ本選に出場し、まだまだ競技者数やファンの少ないビーチサッカーを広めて欲しいと思いました。

協力:日本サッカー協会

FIFA (国際サッカー連盟) メディカルセンター認定式を見た!2015-02-01

先ごろ神戸大学医学部附属病院・兵庫県立リハビリテーション中央病院・明和病院の3か所の医療機関が、FIFA (国際サッカー連盟) メディカルセンターとして認定されました。 その式典に行って来ました。

神戸大学附属病院内のホールで行われた認定式には関係者約100人と、FIFA チーフメディカルオフィサーのジリ・ドュボラック博士、そして日本サッカー協会からは原博実専務理事が参列しました。舞台上にFIFAのマークとJFAが並んでいるだけで、私はちょっと興奮してしまいました。

今回の認定は神戸大学医学部附属病院の呼びかけで、スポーツ医療に力を入れている兵庫県立リハビリテーション中央病院と明和病院とを合同医療施設として、FIFAに申請していたのが受理されたもので、国内3番目の認定となります。会見の中でドュボラック博士は「日本最古のサッカーの試合が、この神戸で行われたという歴史も認定の決め手のひとつになった」と話していました。

ドュボラック博士

3施設はFIFAメディカルセンターとして、サッカー選手の治療、リハビリ、予防、研究などを包括的に行う医療施設の役割を担うことになります。原博実専務理事は、「これまでメディカルチェックを東京まで行っていた、西日本方面の選手たちにはとても有難いことだろう。ここに拠点ができたことは大きなメリットになる」と話していました。

式典のポスター

取材協力: 神戸大学医学部附属病院

『阪神・淡路大震災20年 1.17チャリティーマッチ』を見た!2015-01-24

今回から「神戸サッカークロニクル」を担当させていただきます。神戸は日本でのサッカー発祥の地であり、Jリーグのヴィッセル神戸と、なでしこのINAC神戸。そしてフットサルのデウソン神戸とフットボールのトップチームが3つ揃っている街です。そんな神戸のフットボールシーンを、私の視線で紹介していきたいと思います。

さて第1回は先ごろ行われました『阪神・淡路大震災20年 1.17チャリティーマッチ』の前夜祭と試合当日の様子を。確か前夜祭は震災のイベントということで、急遽タイトルから祭という文字を外したと思います。まぁそれでもサッカーというキーワードで結ばれた人たちが一同に集まれば、会場は自然と盛り上がります。一般参加者のファン350人の前に登場したのは元日本代表を集めた「JAPAN・STARS」とヴィッセル神戸のレジェンドを集めた「KOBE・ DREAMS」。三浦知良、中田英寿、森島寛晃、宮本恒靖・名波浩という気が遠くなるような豪華メンバー。おまけにヴィッセル神戸出身の永島昭浩・和田昌裕・石末龍治という、もう今世紀では揃わないと思われたトリオも(笑) 選手、ファン、関係者の皆さんは、まるで同窓会のように終始笑顔のイベントでした。

これがユニフォーム

そして翌日。入った!ノエビアスタジアムに24000人! ピッチでウォーミングアップが始まると、若干体形が?スピード感が?という選手もいましたが(笑)、トラップやパスを見ると現役時代と同じ動きで感動しました。三浦淳寛のフリーキックや、和多田充寿のロングスローなど、ヴィッセルファンにとっては涙もののプレーもありました。

中村俊輔選手も駆けつけた超豪華メンバー

しかし、やはり話題をすべて掻っ攫ったのは、やはりキングカズ。あわやハットトリックの2得点。さすが現役プレーヤーは魅せてくれました。試合終了後に選手が記者から質問されるミックスゾーンでも、当然のように三浦知良選手は取り囲まれていました。取材が終わり帰るカズを呼び止めて、記者でもない私が聞けたことはサッカーのことではなく、
「カズさん神戸好きですか?」の一言。
それにカズさんは「神戸、大好きですよ!」と
親指を立てて答えてくれました。しびれました~

ヴィッセル神戸が創設され、チーム始動開始を予定していた日が1.17の震災当日ということもあり、クラブの歴史としても決して忘れられない日でもあります。サッカーで復興、サッカーで日本を元気にしていきましょう!

ボールパーソン

今回のボールパーソンは1995.1.17の震災当日に生まれた方たちでした。

取材・撮影協力 ヴィッセル神戸