まとちかサッカー日記 :新年明けましておめでとうございます。2003-01-01

2003年1月1日(水)曇り

 皆さん、明けましておめでとうございます。

 2003年が始まりました。12月はすっかり休んでしまい申し訳ありません。忘年会の多い飲食店でバイトをしてたり、ディナーショーの司会をさせてもらったりで、かなり忙しかったもので・・・。こんな感じでバタバタしてたら、あっという間にクリスマスも終わり、大晦日になり、年が明けてしまって、1年の反省をしている暇もありませんでした。

 12月に1度だけ審判に行ったのですが、久々に小学生女子の試合を吹いて感覚を戻すのが大変でした。12月末にあった、大学女子の選手権もお手伝いに行きたかったのですが、こんな感じで行けなくてすいません。(って誰に謝ってるのでしょう・・笑)

 というわけで、お正月を迎えて少し一息着いたところで昨年の反省を・・・。といってもプラス思考で、あんまり考え込む性格ではないんですよ~。でもやっぱり昨年、このサッカーばかの心を動かしたのは、2002年日韓ワールドカップです。今でも日本であのワールドカップが行われたことが信じられないぐらい、私にはすごいことでした。

 今回のワールドカップは初の2カ国で開催ということで、いろいろ注目されましたが、チケット問題、強豪国の敗退、などなど含めて後からたたかれることもありましたが、私は日本、韓国で開催されて本当に意味があったと思います。

 まず、日本人の皆さんが、ワールドクラスのサッカーを生で、または身近に感じて見れたこと。あの世界のサッカーを見て、将来の夢ができた子供や、「自分もがんばろう」と勇気づけられた大人の方がいっぱいいると思います。なんせ普段サッカーに関心のない人までがテレビで応援してるぐらいですから・・

 それに日本人ってこんなに愛国心あったの!?って思ってしまうぐらい1つにまとまった日本の応援。韓国の方がすごかった!?そんなことはありませんよ。日本の応援も鳥肌が立つすごさ、選手の心も動かしたではないですか。その他にも全世界から集まったサポーター同士のふれあいでもいろんなことがあったと思います。

 というわけで、試合の裏側で起きたワールドカップのいい話を2つばかりしたいと思います。

 1つは自分のチームでの出来事なんですが、神戸FCでは、子供たちがそれぞれハンカチぐらいの大きさの国旗を作って「日本戦で使ってください」とスタジアムに送りました。その中の1つ、チーム名と自分の名前を書いた子の国旗がチームに送り返されてきたんです。「なんでかな?」と思ったら、同封されてた手紙に「これを使って応援しました。決勝トーナメントで日本は神戸で試合をするかもしれない。だからそのときは、もう1度これを使ってください」とわざわざ住所を調べて送ってくれた方がいたんです。こういうつながりが生まれたというのもすばらしくないですか?

 もう1つのいい話は、ある選手と子供のふれあいの話です。少し長いので次回パート2で書きたいと思います。