まとちかサッカー日記 :巣立ち2004-03-21

2004年3月20~21日(雨のち曇りそして晴れ)

 皆様こんにちは!とうとう2004年Jリーグが開幕しましたね。ヴィッセル神戸の開幕戦、行かれましたか?あんなビッグなセレモニーは、代表戦でも見ることができないほどでしたよ。太っ腹にレプリカを全員にプレゼント!もちろん私もゲットしました。ヤマザキナビスコカップをあわせて、4試合負けなしのスタートです。正直、市原戦は決して内容はいい試合とは言えませんでしたが、「約3万人の観客の前での勝利」、今年のヴィッセルは運も強いのかもしれません・・・。

 さてさて、私は神戸FCのサッカースクールでコーチをしていることは何度もお話していますが、去年は5年生、今年は持ち上がりで6年生で、2年間同じチームを受け持っていました。その子たちがとうとう卒業し、それぞれ巣立っていく日がやってきました。毎年、6年生の最後の春休みに五色カップ(淡路)の大会に参加する合宿が恒例になっています。私は何年かぶりにこの合宿に参加しました。初めて参加した時は、海辺の学校のグラウンドに2面のコートを作って行われていた大会が、今年行って見ると、Lリーグも行われている「アスパ五色」という施設の芝4面、土2面の6コートを使い、参加チームもとても増えていてびっくりしました。1日目は予選リーグ、2日目は決勝トーナメントという日程でした。1日目の予選リーグでは3敗とい結果に終わり、2日目は下位トーナメントになりました。2日目は、1試合目引き分けPK勝ち、2試合目は引き分けPK負け、3試合目は勝ちといった結果でした。とてもレベルの高いチームがあつまっていて、特に1日目は勝つことはできませんでしたが、試合の内容がとても良く、1人1人が本当に良く頑張りました。私は、もちろん勝つためにやっていますが、それ以上にやっぱり試合の内容が大事と思っているので、1日目2日目共とても楽しかったし、子どもたちも満足そうで、最後をしめるいい合宿になりました。中学になると、中学の部活に入る子、神戸FCのJrに入る子、違うチームに入る子がいます。これから先、身体の成長、心の成長と共にぶつかる壁や、時には大きな怪我も出てくると思いますが、それを乗り越えるバネの一つとして、この2年間頑張ってきたことがあるといいなと思います。何年か先にまたどこかでがんばっているこの子たちに会えたらうれしいです。

 でも、何回も経験してきましたが、何度経験しても6年生の巣立ちはやっぱりさみしいです。