まとちかサッカー日記 :初代と言われる理由2007-04-10

2007年4月

皆さんこんにちは。この間、年が明けたと思っていたのに、もう4月。桜の季節です。やっぱり1,2,3月は過ぎるのが早いものですね。2007年のJリーグが開幕し、ヴィッセル神戸もJ1での戦いが始まりました。4月末からは、なでしこリーグも開幕します。今年も神戸、いや兵庫チームにはがんばってほしいです。

2年ほど前から仕事の都合でヴィッセルのホームゲームを見に行く機会がめっきり減ってしまった私なのですが、心の奥底ではいつも気にしているし、今でも私がヴィッセルガールをしていた当時からのサポーターの方々、スタッフの方々には大事にしていただいているし、あのときの4年間は私にとって宝物の時間(経験)です。

私の後にヴィッセルガールになった女の子たちからも偶然出会ったりすると、いろんな声をかけてもらえます。今は人数も増え、若い元気な女の子たちがたくさんスタジアムを盛り上げている姿を見ると、応援したくなるし、懐かしく思えます。
中には本当かどうかわかりませんが(笑)、私に憧れて(ヴィッセルガールに)なりました、と言ってくれる子もいるし、私がやっていた頃に試合を見に来ていた幼い女の子だった子が、今ヴィッセルガールをしている子もいます。

よく周りから言われることが、「まとちゃん(ちかちゃん)が初代ヴィッセルガールなんでしょ?」と聞かれますが、実はそうではないのです。

初代ヴィッセルガールは、私も詳しくは知らないのですが、ヴィッセル神戸ができた頃にいたのです。当時も今と同じぐらい人数が多く、数十名いたと思います。ユニフォームを着た女の子たちが、選手入場のときに大きなフラッグを持って、選手が通るトラック(ユニバーの)のところを、旗でアーチのように囲んでそこを選手が入場するのを見たことがあります。その方たちが本当の初代だと思うのですが、私が初代と思われている理由は、試合前、ハーフタイムなどに、ピッチに出て、サポーターの方と一緒にいろんなことをするようになった初めての!?ヴィッセルガールだったからかもしれません。

先ほど話した最初のヴィッセルガールの方が、いっぺんにいなくなったときに、知り合いに「手伝って」と声をかけてもらい始めたのですが、最初はもう一人の女の子と2人で、イベントを中心にお手伝いをし、ホームゲームでは会場の外のテントでお手伝いをすることが多かったのです。でも2年目にその女の子もいなくなって、1人になったときに、スタッフの人で私がタレントの仕事をしているのも知っていた人が、「ここにいるだけじゃあもったいないから、モーヴィー(ヴィッセルのマスコットキャラクター)と一緒にピッチに行って盛り上げてきてよ」と言ってくださり、そこから私とモーヴィーは2個1ぐらいの関係のように一緒にピッチにでるようになりました。

そして私は、たくさんのサポーターの方と盛り上がる快感がとても大好きになって、試合前、試合後ハーフタイムとどんどん出て楽しむようになりました。そういった意味で目立ちだした「ヴィッセルガール」なので、初代と思われているのかもしれません。(笑)
でもだからこそ、私の中での大事な時間だったし、特別な想いがあるヴィッセルガール。
これからも今のヴィッセルガールにはチームからもサポーターからもいろんなファンに愛される存在でいてほしいと思います。

またたくさんの夢や希望を持ったヴィッセルガールの女の子たちが、たくさんの人に夢や希望のエネルギーを注いであげれるような存在でいてほしいです。