まとちかサッカー日記 :ご無沙汰してすいません。パート12008-05-10

2008年5月

皆さんこんにちは。すっかりご無沙汰しております。
ご心配をおかけしていますが、「便りがないのは元気な証拠!!」として許してください。(汗)
決してサボっていた訳でなく、昨年変わった職場でのお店がオープンして忙しかったのです。
ここでたまりに溜まったネタ!?をババッとお話できるように頑張りますので、多少時期は外れますが目をつぶって読んでください。(笑)
話は2月の半ばの連休に遡りたいと思います。

2月の連休、そう関西で大雪が降った日を覚えていますか?私はこんな大雪の日に車で関東に行ってきました。
今回は審判員としてでなく、指導者としてでもなく、プレーヤーとしてです。
アクションサッカーをご存知ですか?今少しづつ広がりを見せている新しい4人制のサッカーです。フットサルコートぐらいの大きさで全面ネット張りになっているので、アウトオブプレーは、得点が入ったときとファウルチャージを受けたときだけという、とてもハードなサッカーです。そんなサッカーを私が毎年フットサル大会に出場している仲間と2年ほど前から、あるスポーツジムが行っているリーグ戦に登録し、定期的にプレーヤーとして楽しんでいます。
他のチームは、ほとんどが男性ばかりでミックス(男女混合)でやっているのはうちぐらいのものですが、女性の特権でシュートを決めると3点入るルールがあるので、それをいかし、一緒にやっている男性メンバーはかなり大変なようですが、ここで強さを発揮しています。

そんなこんなで関西大会を2位で突破し、全国大会の出場を決めて関東に行ってきました。まさかこんなタイミングで大雪になるなんて想像もしていませんでしたが、いつもの仲間で少々怖い思いもしながら、約13時間かけたドライブは、また思い出の1つになりました。大会前日の昼前に出発し、千葉のホテルに着いたのは夜中・・・。みんなで大会前の盛り上がりを見せることなく、長旅に疲れ切ってさっさと寝てしまいました。(笑)

次の日は、朝から大会。それぞれの地区の代表チームが集まりました。が、やはりミックスで参加しているのは、私のチームのみ。「女性3点ルール」を知らないチームもあるので、事前にしっかり説明されました。予選リーグの2試合はマークの薄さに女の子が得点を決め大きくリード、なんなく突破できたのですが、決勝トーナメントにあがると、さすがにそんなわけにもいかず、苦戦したゲームもありました。
しかも、今回私のチームで一緒に参加している女の子は、運動神経はあるかなりの頑張り屋さんですが、サッカーはアクションサッカーが初めてという初心者なのです。だいぶアクションサッカーに慣れてきているけれど、厳しいところは男性陣が頑張ってくれました(でも必ず常に女の子一人は出場してきました。)

そしてとうとう決勝まで上り詰めた私たちは、かなりの注目チームになっていました。決勝の相手は、関西大会の決勝のときPK戦で敗れた1位のチーム、そう関西対決です。
私たちとしては、今までに2回も負けてきているだけに、今回こそ勝って優勝したいという思いがありました。が、試合が始まってすぐに先制されてしまいました。かなり痛い1点でしたが、試合は始まったところ・・・。気持ちを切り替え、私は3点のチャンスを待って頑張りました。
前半も終わりに近くなったときにそのチャンスは訪れ、キーパーをしていた男の子から、シュートのような強いボールが来て、私がそれに触れてゴール!!3点が入り、相手はがっくり・・私たちは大喜びでした。流れは大きく私たちの方に傾き、1点を追加して前半は大きくリードして終了しました。
後半に入り、疲れ始めている私たちのチームの少しの気の緩みを逃さず、相手は猛反撃を開始。
ついに同点にまで追いつかれてしまいました。
見ている方たちには、なんとも面白いゲームだったと思いますが、私たちは必死でした。が、神は私たちに微笑んではくれず、最後に逆転のゴールを決められ、終了のホイッスルがなるまであきらめなかったものの、負けてしまいました。

くやしい!本当に悔しかった・・・。優勝をつかみかかっていたのですから・・・。
でも見ていた人たちは、私たちのチームに大きなエールを送ってくれました。そしてこの大会の総責任者で、このスポーツジムでアクションサッカーを行うことを立ち上げた方からも、涙ながらに「私が目指していたアクションサッカーは、あなたたちのようなチームです」と熱く語ってもらい、そんな言葉に私たちは救われました。
たしかに今回、優勝をあとちょっとのところで逃したのは本当に悔しかったですが、見ている人たちにもいいチームと思ってもらえるチームでプレーできていることに、私は本当によかったと思います。男女仲良く、楽しく、勝つチーム・・・私はこの仲間に出会えたことに改めて感謝した瞬間でした。出会ったのは本当に偶然のつながりで、こういうつながりがあるからまたサッカーってやめられないのです。

こんな胸いっぱいな思いで、このあとみんなで近くのスーパー銭湯に寄って、また車で関西に帰りました。